煙突アスベストについて
煙突アスベストについて
煙突内部はボイラーなどからの高温の排ガスが通るため、熱によるコンクリートの劣化防止するために煙突内部には断熱材が使用されています。
アスベストは、燃えないで高熱に耐える・熱を遮断する物質的特性をもっているため1970年代~1990年代に施工された建物の煙突内部にはアスベストが混入された断熱材が使用されている可能性があります。
煙突アスベストの種類
カポスタック
断熱材にアスベスト混ぜ圧縮し、筒状に成形製造したものです。
ニューカポスタック
ライナー層と断熱層の2層構造となっており、ライナー層部分にはスレート板を使用しており、断熱層には綿状のものを使用しております。
ハイスタック
ケイ酸カルシウム板を丸型に成形したもの。
また、角型煙突には板状のケイ酸カルシウム板を使用している場合があります。
施工例
ウォータージェット工法
弊社では、ウォータージェット工法(以下WJ工法)で煙突内部のアスベストを除去します。
WJ工法は、高圧洗浄機から押し出させる高圧水(最大147MPa)を回転ノズルから噴射させアスベストを除去する工法です。